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ママになりオペ室から病棟へ。異動して感じたママにあう部署とは?

娘を出産し約一年。
1年間の育休期間を経て看護師(常勤)として職場復帰しました。

元々新卒から5年間オペ室で勤務してきた私ですが、復帰と共に戻ったのはなんと…病棟!

違う病棟や外来に異動するママさんは多いですが、私はそもそも病棟経験がありません。

正直言うと、病棟への復帰にめちゃくちゃ抵抗がありました。

しかし、働いていく中で分かってきたこともあります。

それは「ママナースにとって働きやすいのはオペ室なんじゃないか?」と言うこと。

このブログでは、育休復帰と共にオペ室から病棟へ異動した私の実体験をもとに、

  • 私が部署異動をした理由
  • オペ室と病棟それぞれのメリットデメリット
  • ママにとって働きやすい部署とは?

について解説しています。

このブログを読めば

  • 病棟とオペ室それぞれの良さや
  • 私が感じるママナースにおすすめな部署

がわかります。

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のっちゃん

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目次

▶︎オペ室から慣れない病院へ異動した理由

それは…

  1. 看護師として看護技術をしっかり経験しておきたいと思ったから
  2. 自分のライフプランを考え、放射線をたくさん使う空間を避けたかったから

この2点からです。

のっちゃん

ひとつずつ解説していきます!

①看護技術をしっかり経験しておきたい

私は総合病院のオペ室で新卒から5年間働いていました。

オペ室所属といえども、私の働く病院では手術・カテーテル検査・内視鏡検査を担当するほど、仕事内容は多岐に渡っていました。

手術と検査全般を担う感じです…!

バイタルサインの観察やルート確保、オペ中の褥瘡予防・シリンジポンプの使い方など決まった看護業務については日々関わりますが、

病棟でするような看護業務(清拭、食事・排泄援助、日々の処置、呼吸器の扱い、皮下注射、筋肉注射など)についてはほとんど関わることがありません。

育休明け復帰するにあたり、オペ室へ戻ることをずっと考えていましたが、復帰寸前になり頭をよぎったのは…

この機会を逃したら病棟経験のない(看護技術が出来ない)看護師になってしまうかも…

という思いでした。

私自身そんなに看護師に思い入れはなく、

  • 看護師としてキャリアアップを目指したい!
  • 認定・専門看護師になりたい!

なんて思いは正直ありません。

しかし、あと何十年と働くことを考えた際に、

看護師である以上、手術や検査介助のみならずオールマイティにできる看護師でありたい。

このように思ったのが本音です。

オールマイティーにできる看護師になれば、、

  • 転職やライフスタイルの変化に有利
  • 在宅、病棟、手術室、外来と好きな病院・部署を選んで仕事ができる
  • 患者の病態が理解しやすい

このような利点があると感じています。

②ライフプランを考えるにあたって放射線を避けられる部署へ行きたかった

手術室、カテ室、内視鏡室。どこへ行っても放射線を使う機会があります。

「放射線が人体に与える影響はごくわずか」だという研究結果も出ているようです(実際に病院の勉強会で学びました)が、

やはり自分の身体、自分の子供のことを1番に考えられるのは他の誰でもない”自分”と家族・パートナーなんですよね。

5年間働いたオペ室から「戻っておいでよ」の言葉や歓迎を受けられることはとても嬉しいことですが、自分のライフプランに合わせて働くという選択をしたことに後悔はありません。

5年という経験は裏切らないので異動や転職した際にも有利です!

のっちゃん

私自身、オペが好きなので後々は戻れたらなぁ…という思いもあります。

▶︎ママナースがオペ室で働くメリット6選

手術室(オペ室)メリット

さて、ここからはママナース目線で見るオペ室のメリットを紹介します!

オペ室で働くメリット6選
  1. 定時で帰れることが多い
  2. 時間の予測がつきやすく、他のナースの影響を受けにくい
  3. 外回りナースは座って記録ができる(記録が少ない)
  4. 看護(介護)業務が少ない
  5. 力仕事が少ない
  6. 日曜祝日休みのことが多く、休みが取りやすい

①定時で帰れることが多い

手術の進行を見てある程度予測がつきやすいため、定時で上がれることが多いです。

緊急オペなどで手術が立て込んでいる場合は残業がある場合もありますが、自分が入っていたオペの記録や片付けを終えれば定時上がりしやすいです。

あらかじめ延長することが決まっている場合は、次の勤務者に申し送りをして帰宅することもしばしばあります。

繁忙期や遅出・オンコール以外はほとんど残業なく帰宅できていました…!

②時間の予測がつきやすく、他のナースの影響を受けにくい

これが病棟といちばん異なるところなんじゃないかと思います。

患者のコール対応に追われたり、他ナースのヘルプで思ってもみなかった業務が舞い込んでくる(自分の仕事が進まない)なんてことはありません。

病棟からオペ室へ異動してきた人の話を聞いていると、「自分の患者(オペの部屋)に集中できるのが良い」と言う声もあります。

のっちゃん

実際に今異動して、”多重業務が当たり前な病棟は危険と隣りあわせ”だなぁと感じています…

③外回りナースは座って記録ができる(記録が少ない)

病棟は何人もの患者を一人で担当しますが、オペ室では一人の患者に集中できます。

外回り看護師が手術中に記録を書くため、病棟のように記録に追われることもありません。

器械出しの看護師は主にドクターの介助なので立ちっぱなしが多いですが、オペに集中しているため、立ちっぱなしがきついと感じることも少なくやりがいを感じれます。

④看護(介護)業務が少ない

オペ室看護師に「なぜオペ室を選んだのか」を聞くと1番多い回答がこれ。

「介護業務をしたくなかったから」

本当にそうなんですよね~。正直、わたしもこれ(理由)でした(笑)

患者の日常生活を支えるためのケア(看護)をするのが看護師の仕事とはいえ、やっぱり苦手なものは苦手なんです!!

オペ室では病棟のような日常生活ケアをすることはほぼありません。

主な仕事内容は、

  • スムーズにオペが進行できるような環境整備や準備
  • 医師の介助
  • 術前から術後までの患者の観察

などがメインになってきます。

看護師=病棟というイメージがありますが、看護師として働ける場所は病棟以外にもたくさんあります。

苦手な人は病棟にこだわる必要はないと思います。

⑤力仕事が少ない

力仕事が本当に少ないです。

もちろん看護師がメインで動きますが、患者の移動は医師やコメディカルの方が助けてくれますし、重いものを動かすことも少ないです。

病棟のように患者のポジショニングで力が必要になったり、一人で患者を抱えることもほとんどありません。

⑥日曜祝日休みのことが多く、休みが取りやすい

基本的に手術は平日。1日のスケジュールが決まっていることがほとんどです。

日曜祝日はオンコール体制をとっている病院も多く、呼び出しがなければそのまま休みという勤務になります。

もちろん緊急オペが入れば日祝や時間外も働くこともあります。

のっちゃん

病院によって忙しかったり落ち着いていたりと差が出るところですね…。わたしの病院は頻繁に緊急オペがありました(T_T)

これに関しては予測がつかないため、デメリットでもあると言えます…

ただ、嬉しいのは基本的にほとんどの看護師が平日に勤務しているため、休みが取りやすいのもオペ室の特徴です。

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▶︎ママナースがオペ室で働くデメリット4選

オペ室で働くデメリット4選
  1. 放射線を使うオペやカテが多い
  2. 看護技術が身につきにくい
  3. オペ業務を覚えるのが大変
  4. 緊急オペが来ると休日出勤や夜中に呼び出しされることもある

①放射線を使うオペやカテが多い

わたしが病棟に異動した理由でも話しましたが、整形やウロ(泌尿器科)は放射線を使ったオペが多いんですよね。

  • いずれ子供が欲しいと思っている
  • 妊活している
  • 2人目3人目が欲しい

このようなママさんは少し抵抗を感じる人もいるかもしれません。

もちろんオペ室ナースでも妊婦さんはいますし、放射線技師さんも女性の方はたくさんいます。

「全く気にしないよ~」という方ならいいですが、産まれてからもしものことがあった際に後悔するかもしれない選択肢を消しておくことは、身を守るためのリスク管理になります。

②看護技術が身につきにくい

オペ室ではできる看護業務が限られています。

術前説明、アセスメント、患者の精神的支援、感染予防、清潔操作、体位固定、術中の褥瘡予防、アセスメント、手術室内の整備、医師の介助、手術物品の管理…

学生の時の実習で見ただけ。なんて人も多いくらいほとんどの看護師が経験しない領域なので”特殊”なんですよね。

  • 排便・入浴・食事・整容などの日常生活介助
  • 吸引・呼吸器の管理
  • 注射・点滴・採血
  • 服薬管理
  • カルテ記録

このような病棟で日常茶飯事に行われている看護業務に携わることは、オペ室では決して多くはありません。
むしろ、ほとんどないくらいです。

看護技術を上げたい!と思う方にオペ室は向きませんが、病棟業務が苦手という方にはもってこいの部署です!

③オペ業務を覚えるのが大変

特殊であるが故に看護師としての経験年数が豊富な人であっても、初めての人は覚えるのが大変です。

各診療科の術式や手順、オペの器具・解剖、医師の特徴など。

今まで教わってこなかった分、1番覚えることや勉強しなければならないことが多い部署になります。

のっちゃん

配属したては、覚えることが多すぎて常に頭パンクしていました…!
何度も何度もオペに入り、見て身体で覚えるを続けていました。

わたしが一年目の時、同時期に異動してきたママさんは「子供が寝てから勉強してるよ」と話していて、子育てとの両立すごいなあ・・。としみじみ感じていたのを覚えています。

④ 緊急オペが来ると休日出勤や夜中に呼び出しされることもある

オンコール制度をとっている病院は時に緊急で呼び出しがあります。

当番制ではありますが、

  • 子供のご飯中や寝かしつけ中に呼び出し
  • みんなが寝ている夜中に呼び出し
  • 早朝に呼び出し

など、子供のママさんにはすこしキツいかもしれません。

家族の協力と子供の理解(難しいですが…)が必要になってきます。

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▶︎ママナースが病棟で働くメリット4選

病棟メリット

ママナース目線で見る病棟のメリットデメリットを紹介します!

病棟で働くメリット4選
  1. 看護技術が身に付く
  2. 時間配分やスケジューリングが上手くなる
  3. 転職時に有利
  4. さまざまな病態や薬に詳しくなれる

①看護技術が身につく

日常的に患者に関わっていると看護師としての基本的な看護技術が身に付きます。

採血やルート確保、注射などをやっていると「わたし看護師やってるわ~」って感じたりもします。

のっちゃん

病棟にいて一番好きな看護業務です(笑)

②時間配分やスケジューリングが上手くなる

ママになると自分のことだけでなく、子供のことや家のことを限られた時間で片付けていくことが日常茶飯事ですよね。

バイタル測定、オペ出し、検査出し、服薬管理、処置、点滴更新…
入退院・転棟対応、カルテの記録、ナースコール対応、他の看護師のヘルプ、カンファレンス

などなどなど…。

日々大量の看護業務を時間内に終わらせるためには、スケジューリングが本当に大事です。

「○時までに記録を終わらそう」
「昼からは処置終わらせてから検査出しに行こう」
「バイタル測定ついでに〇〇しよう」

など。

多重にある業務をどの順番でクリアすると効率がいいか無意識のうちに考えています。

のっちゃん

出来る限り定時で帰りたい!という思いがあるので頭フル回転。
おかげで、仕事復帰してからも育休中と同じ時間に子供を寝かしつけ出来ています。

③転職時に有利

看護師求人を見ていると「病棟経験必須」と書かれている求人を見た事ありませんか?

特に派遣やバイトの求人で多い傾向にあります。

実際にわたしも複数の転職サイトに登録していますが、病棟経験がない(オペ室経験のみ)の場合、

「条件にもよるが、紹介できる求人が少ないです」と言われたことがあります。

その点、病棟経験のある(看護技術がある程度できる)看護師は転職時の選択肢が広く有利になります。

④様々な病態と薬に詳しくなれる

入院している患者さんには、持病があったり複数の疾患を持っている方がたくさんいます。

同じ目的で入院していてもアセスメントや看護ケアは十人十色です。

  • どんなことが起こり得るか
  • どんなことに気をつけるべきか
  • どんなケアが必要か

日々患者を診ているため詳しくなれます。

▶︎ママナースが病棟で働くデメリット4選

病棟で働くデメリット4選
  1. 定時で上がれないことが多い
  2. 3Kと呼ばれる業務をしなければならない
  3. 常に多重業務に追われている
  4. 日曜祝日関係なく仕事がある

①定時で上がれないことが多い

病棟は当たり前ですが、常に患者が入院しています。

勤務時間以外に明確な“仕事の終わり”がないんですよね。

コール対応していたら勤務時間が過ぎていた…
まだまだやるべき記録が残ってる…

この様なことが本当に多々あります。

特に記録類は“自分しか書けない”ものもあるため、次勤務者に送る事もできません。

保育園のお迎えや習い事の送迎、家事などを両立させているママさんにはデメリットに感じるところです。

のっちゃん

気にしいなひとや優しい人、人に頼めない人は定時上がり出来ていない傾向にある気がします…(わたし調べ)

②3Kと言われるような業務をしなければならない

3K=キツい・汚い・危険

オペ室ではあまり感じなかったこの3Kをかなり感じます。

  • とにかく走り回って心身共にきつすぎる業務内容
  • 患者さんを抱える日々。(力仕事です…)
  • オムツやドレーンなどを扱わなければいけない汚さ
  • 患者からの暴言暴力
  • 感染や針刺事故などの危険

この様な3Kに常に晒されています…。

のっちゃん

仕事でもオムツ帰ってからもオムツ…と一日中オムツ変えてる・・

小さい子供がいるママさんだとこんなことも日常茶飯事になります。

③常に多重業務に常に追われている

この多重業務こそが「看護師してるわ~」と思う瞬間でもありますが、本当なれるまでは大変です…

〇〇さんは病棟内自立でOK
〇〇さんはトイレ見守りじゃないとダメ(=ナースコール活用してもらう必要がある)
〇〇さんは転倒のリスクがあるので行動把握が必要

などなど、患者一人ひとりのことを理解した上でケアをしていかなくてはなりません。

毎日決まっている業務以外にも患者のことも考えないといけないため多重業務になってしまうんですよね…

④日曜祝日関係なく仕事がある

ママさんにとって一番痛いところではないでしょうか。

日曜日や祝日は自分の子供や家族と一緒に過ごしたいと思う人も多いですよね。

育休明け仕事復帰にパートを選ぶ人の理由には、夜勤問題と同等に休み問題が常に上位にランクインしてきます。

のっちゃん

パートで働きたいけどお金も大事・・
ママさんたちが一番悩む問題だと思います・・

▶︎ママにとって働きやすい部署とは…?

さて、ここまで私が異動した理由とオペ室と病棟のメリットデメリットについて話してきました。

どちらの部署も経験したからこそわかった私が感じている事です。 

  • 休みの日は子供や家族との時間をとりたい
  • 残業はできる限りせず定時で帰りたい
  • 3Kと言われる業務をできる限りしたくない

そう感じているママさんには、

オペ室の体制が合っている

のではないかとおもいます。

「何の条件を重視するか」は人により異なるため、ママさん全員に”オペ室が合う”とは言えません。

しかし、少なからず私が知っているオペ室で働くママさんはのびのびと働いている人が多い印象です。

メリットデメリットを知った上で納得のできる職場選びができるよう

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