最近なかなか寝つけない…
仕事のことを考えると動悸がしてしんどくなる
こういう思いを感じたことはありませんか?
もしかしたら、うつ病の予備軍かもしれません。
不規則な勤務で日々激務をこなす看護師は、精神的にも身体的にも負担が大きい職種です。
実際にわたしは「心身症」という診断を受けたことがあります。
うつ病ではありませんが、うつ病の予備軍にあたります。
職場環境のストレス、働き方のストレス、人間関係のストレス…
いろいろなストレスがある中で、実際に自分が精神疾患を患った経験をもとに
- 注意すべき心身の症状
- 気をつけるべき職場の特徴
- 危険を感じたらどう対処すべきか
の3点についてまとめました。
この記事を見て、
- 自分の職場が当てはまってるかも?
- もしかしたら症状にあてはまるかも?
こう感じた場合は
早め早めの対処をして自分の身を守ってほしいなと思います。
看護師も1人の人間です。自分の健康を害してまで人の看病をしてる場合ではありません!
実際のところ、師長や上司はあなたのことより
いかにして少ない人数で病棟を回すかしか考えていません!
自分の体を一番大切にできるのは自分だけです。
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▶︎看護師が精神的にしんどくなる要因
わたしが実際に感じたことや聞き取りから得られた結果、以下のようなものが挙げられます。
- 不規則な勤務、激務による過労
- 環境の変化、ミスマッチ
- 人間関係のトラブル
- 家庭との両立
- 業務内容の重さ
ひとつずつ詳しく解説していきます。
①不規則な勤務と激務による過労
しんどくなる要因として1番多いのがこの理由です。
夜勤が当たり前の看護師の世界。夜寝て朝起きる習慣なんてあってないようなものですよね。
窓から入る朝日で目が覚めて…なんて夢の話のようで、常にアラームに急かされて起きる毎日です。
勤務もさまざまで日勤・早出・遅出・夜勤・当直…全く規則正しくない勤務体制です。
そんな中、常日頃看護師不足に見舞われています。ツケは師長や看護部長などといった上司ではなく、私たち一看護職員にずっしりかかってくるんですよね。
日々やるべき業務だけでもいっぱいいっぱいなのに急変や入退院、緊急オペなど思ってもみなかった出来事が次々と起こるのもあるあるです。
もう、心身共に疲れていくのは目に見えています。
②環境の変化、ミスマッチ
看護師といえども、働ける場所は沢山あります。
- 急性期でバリバリ働きたい人
- 慢性期でゆっくり働きたい人
- 手術室でテキパキ働きたい人
- 外来で家庭との両立を図りながら働きたい人
- 訪問看護で患者とじっくり向き合いたい人
- 施設で生活支援をしていきたい人
などなど
どれも求められるスキルや技術、知識は異なってきます。
自分が求めている職場環境と実際の職場環境でミスマッチが起こってしまうと、精神的に苦痛となりしんどくなってしまう人もいます。
たとえ、看護師経験が豊富な人でも働く内容や働き方が合わないと実力を発揮することはできません。
わたしはこの職場環境のミスマッチが原因で
精神的にしんどくなりました…
③人間関係のトラブル
どんな職場でもあり得る人間関係のトラブル。
男性が増えてきたとはいえ、まだまだ女性が多い職場なので、年齢(世代)によるトラブルや同僚とのトラブルは絶えません。
モラハラ、パワハラ、いじめ、嫌がらせ、陰口…
早期に退職する人の多くにこういう理由が聞かれます。
わたしの友人も上司からのモラハラや同期からの陰口などで精神的にしんどくなり、休職に追い込まれた人もいました。
言う人は冗談や軽い気持ちで言ってる人もいるのかもしれませんが、受け手側からすると相当なダメージなんですよね。
人の気持ちが汲み取れない陰険な看護師もいるのは確かです…
③家庭との両立
ただでさえ激務な看護師です。
- 育児と家事、仕事との両立
- 親の介護と仕事との両立
両立しているママさんを本当に尊敬します。
仕事が終わり家に帰ってからも育児や家事・介護がある場合、毎日ずーっと働き続けていることになりますよね。
自分の時間なんてほぼ皆無。
毎日時間に追われストレスが溜まっていくのもわかります。
実際に育児とのバランスが取れなくなり、ストレスで休職。
そして退職に至った友人もいます。
④業務内容の重さ
看護師は「人の命と向き合う仕事」なんですよね。
部署にもよりますが、ナースステーションや病室でモニターが鳴り、余命が宣告されているような重症な患者さんもいます。
このような緊張感から
「モニターの音が頭から離れない…」
「ターミナルの人を見るのが辛い…」
悩む看護師は少なくありません。
時間とともに切り替えて働くことももちろんできますが、人によって合う部署合わない部署があるので心が休まらずに精神的にしんどくなっていく人もいます。
合わない部署で働いている場合、
精神的にしんどくなりやすいので注意です!
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一人で悩まず相談しましょう。
▶︎精神的にしんどくなりやすい人の特徴5選
一般的に言われいるしんどくなりやすい人の特徴以外に、わたしが思う特徴(性格)をピックアップしてみました。
- とにかく勉強熱心で頑張り屋さんな人
- 人にものを頼むのが苦手、断れない人
- コミュニケーションが苦手(下手)な人
- 正義感が強く自分の考えをしっかり持っている人
- 感情移入しすぎてしまう人
①とにかく勉強熱心で頑張り屋さんな人
勉強熱心になりすぎるが故に、
「勉強したのに上手くできない…」「思い通りにできない…」「わからない…!」となってしまうんですよね。
看護の知識に関してはもちろん勉強することも大事ですが、業務を次々とこなしていく中で、徐々に身につくものの方が多いです。
看護技術も時間管理も看護記録もとにかく数こなしてナンボ!
とはいえ、ある程度勉強してからでないと不安…と言う人もいます。
②人にものを頼むのが苦手、断れない人
忙しくても先輩や同期からの頼まれごとはしっかりこなし、いざ、自分が手いっぱいになった時はなかなか人に頼めず、結局残業してでも全て自分でやってしまう。
このタイプは残業が多く、常に業務や時間に追われている傾向にあります。
各所への連絡、点滴の更新、オペ出し、オペ迎え、定期の処置、カンファレンス…
仕事がストレスになるのもムリありません…
③コミュニケーションが苦手(下手)な人
看護師は患者さんやドクター、他の医療職の人などと密に関わる職業です。
患者さんの思いを引き出し予測し、病気の治療にむけて他職種で連携していかなければなりません。
言葉がけや態度ひとつでそんな気はなくとも、怒らせてしまったり不快な思いをさせてしまうことがあるからです。
わたしの友人も「わたしの言葉はなぜか伝わらない…勘違いされてしまう…」と悩んでいました。
コミュニケーションが苦手(下手)な人は悩むところだと思います。
④正義感が強く自分の考えをしっかり持っている人
一見、「この人なんでしんどくなりやすいの?」と思ってしまいがちですが、
「自分の考えを持っている」ということは自分がおかしい!違うぞ!と感じたところをうやむやにせず指摘できるということ。
指摘をして改善されれば良いですが、昔からのしきたりや働き方、制度、人の考え方はなかなか変えることができません。
自分に合わない環境下で働くことがストレスとなりしんどくなってしまいやすいのがこのタイプです。
「新人は早く出勤すべき!」
「残業をして当たり前」
昔の働き方を今も強制してくるような職場に窮屈を感じてしまうのはいうまでもありません。
看護師の世界は特殊なので、まだまだ
「時代による変化」が通用しないところも多いです。
⑤感情移入しすぎてしまう人
看護師という職業柄、死を間近で感じ向き合わなければならないこともあります。
エンゼルケアや家族へのケアも看護師の仕事です。
感情移入しすぎてしまうが故に、仕事が手につかなくなりしんどくなってしまう人もいます。
友人と話したり趣味を楽しんでみたり上手くストレス発散ができれば良いですが、人によって感じ方はさまざまなので慣れないこともあります。
▶︎しんどいと感じたら注意すべき心身の症状
精神的な症状は誰にでもどんな人にでも起こり得ます。
「自由気ままに生きてるから大丈夫」
「ストレスに強いから大丈夫」
このように思っていた私ですら精神疾患の診断を受けました。
以下のような症状には要注意です!
- 不眠、睡眠過多
- 食欲の低下・増加
- 動悸がする
- 疲れやすい
- 意欲の低下
- 体重の減少、増加
- 集中力の低下
- 頭痛
- 嘔気
「こんなのよくあるけど?」
と思う人もいるかもしれませんが侮ることなかれ!
疲れているときの症状とほとんど変わらないという点がポイントです!
ストレスは長期にわたり蓄積されていくので、「精神的におかしいかも?」と気づいた時には、複数の症状を併発していることが多いです。
心の病はなかなか理解されない事も多く、自分で気付いてあげることでしか対策はできません。
人によって許容できるストレスの感じ方は千差万別です。
上司や同僚に冗談だと思われようが、サボってる・弱いと言われようが、その人に私の健康状態がわかるはずがありません。
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▶︎気をつけるべき!危険な職場(部署)3選
ブラック要素のある職場の特徴を挙げてみました。
危険要素を少しでも感じたら自分の身を守るための対策を考え始めてみてください。
- 残業が毎日のようにある
- 昔からのしきたりを重視している
- 人間関係が悪い(雰囲気が悪い)
①残業が毎日のようにある
業務が時間内に終わらないということは、人不足や職場の体制そのものに問題があることが考えられます。
特に病棟勤務の場合は常に患者さんが入院しているため、仕事に”終わり”はありません。
だからこそ、本来であれば十分なスタッフと働きやすい勤務体制を整えることが必要になるのですが、なかなか環境が整っていない職場もおおいです。
②昔からのしきたりを重視している
いわゆるお局さんが仕切っているような職場です。
新人や中途採用者に対する態度が悪かったり、
自分達が育ってきたやり方を押し付けたり。
時代と共に変化する働き方を許さない、そんな職場は危険です。
③人間関係が悪い(雰囲気が悪い)
しんどくなってしまう理由、第一位の人間関係。
正直、人間関係は入ってみなければわからないところなので対策するにもなかなかしにくいところです。
人の流動性が高い職場や、中堅がおらず若手が多い職場は危険な傾向にあります。
▶︎危険な職場(部署)でしんどくなった時の対処法
ここからはしんどいと感じた時の対処法について話します。
私は自分の変化に早く気付くことができたため、長期化することなく、薬の調整と職場環境を変えることで復帰、寛解することができました。
みなさんも早め早めの対応で自分を守ってあげてください。
- 病院へ行く(心療内科、精神科)
- 職務の軽減を要求する
- 一定期間休養をとる
- 部署異動を検討してもらう
- 転職する
①病院へ行く(心療内科、精神科)
とにかく早めに病院へ!
これにつきます。
心療内科や精神科に受診するとなると少し身構えてしまう感じががありますよね。
私もそうでした。
勝手な想像で不思議な人や危ない人がいるイメージを持っていました。
しかし、行ってみてびっくり。実際のところは想像しているような人はおらず、本当に普通の人ばかりなんです。
普通のよくいるサラリーマンや学生さん、主婦やおじさん…
あれ?ここは病院か?と思うような雰囲気です。
看護師やドクターに話を聞いてもらい、必要であれば薬の処方、診断書を書いてもらうことで早め早めに心と向き合うことが大事です。
心を休養させるための受診だと思って、気楽に受診してみましょう。
②職務の軽減、移動を要求する
自分で申告できる場合は上司に相談してみましょう。
「自分で申告できるならとっくの昔にしとるわ!」という声が聞こえてきそうですが…笑
自分で申告できる人はなかなか少ないのではないでしょうか。
冗談、もしくはただのわがままだと思ってなかなか取り合ってもらえない、なんて事もありますよね。
体に支障が出ている場合は無理せず受診し、診断書を書いてもらうことで業務軽減や部署移動をしてもらうのもひとつの手です。
部署移動を検討してもらう場合、診断書で休職してしまうと逆に不利になってしまう事もあるので注意が必要です!
ドクターと相談し、今の自分にとって一番いい選択をしてくださいね。
③一定期間休養をとる
怪我をしたときは治療しますよね?
それと同じように、心がしんどい時は仕事から離れて休養をとるのが1番です。
わたしは、1週間のお休みをとりました。その間仕事のことを考えずゆっくり好きなことをして過ごし、「そろそろ(嫌だけど、怖いけど)仕事復帰してみようかな…(できそうかな…)」というメンタルまで落ち着いてから復帰しました。
あまり長く休暇をとりすぎると仕事復帰出来なくなる可能性もあるので、心と会話しながら徐々に復帰を考えていくのがおすすめです。
嫌!無理!しんどい!という思いが強いときはとりあえず休むことが優先。
会社員である以上、自分の代わりはたくさんいます。休むことを躊躇わないでください。
④転職する
「今すぐ環境を変えたい!」
「どうしてもしんどい!」
そんな時、いちばん手っ取り早い方法が転職です。
転職すると人間関係や働き方をガラッと変えることができるためおすすめです。
いまは「石の上にも三年…」などという時代ではありません。
転職をして自分がイキイキと働ける場所で働くことが1番心身共に良いパフォーマンスを発揮することができます。
ただし、転職には注意点もあります。
それは、“体力がいる”ということ。
転職活動はノーリスクだとはいえ、転職先の選定時間、履歴書の制作、面接対策、、時間がかかる事も確かです。
転職したはいいもののミスマッチが起こってしまうのも怖いですよね…
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▶︎まとめ:ストレスを見極め心身共に無理のないように働こう
不規則な勤務で日々激務をこなす看護師は、精神的にも身体的にも負担が大きい職種です。
わたしが実際に「心身症」という精神疾患を患った経験をもとに
- 気をつけるべき職場の特徴
- 注意すべき心身の症状
- 危険を感じたらどう対処すべきか
について話しました。
現代は大転職時代と呼ばれ、「石の上にも三年」といわれるそんな時代ではありません。
サボってると言われようが、弱いと言われようが、冗談だと思われようが、あなたの健康について理解できるのはあなたしかいません。
他人は口出ししかできないのです。
心の病は患ってしまうとなかなか抜け出せません。一生付き合っていかなければならない事もあります。
そうならないためにも、自分のストレスや心と日々向き合い自分の変化に早めに気づいてほしいなと思います。
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